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2006年07月30日

<人間万事(じんかんばんじ)>塞翁が馬

翁(おきな=おじいさん)が、国境の塞(とりで)の近くに住んでいました。

ある日、その翁の馬が逃げ出したことに、周りの人々が「残念ですね」と、なぐさめにいくと、翁は「いや、このことが、福になるかもしれない」と言う。それから数ヶ月後。なんと、その翁が言ったとおりに、逃げた馬がもどってきた。さらに、すばらしい名馬も一緒に連れて帰ってきたため、周りの人々が「良かったですね」と、お祝いにいくと、翁は「いや、このことが、禍(わざわ)いになるかもしれない」と言う。翁の家にはどんどん名馬が増え、翁の息子は乗馬が大好きになっていく。そしてある日、翁が言ったとおりに息子が落馬して、股(もも)を骨折する重傷を負ってしまった。周りの人々が「かわいそうなことになりましたね」と、お見舞いにいくと、翁は「いや、このことが、福となるかもしれない」と言う。それから1年後に、戦争が起こり近くの若者の10人のうち9人までが死んでしまうようなかなり悲惨な争いとなったのだが、息子は落馬のせいで足が悪かったため兵役に出ることはなく無事であった。

このように運命の吉凶は予測できない。という話しですが、本当に人の人生には、何が起こるか予測することはできません。

この逸話では、決して先見性を持ちなさいと言っているのではなく、人生では予測できない道なのだから楽観も悲観もすることなく、しっかり自分の生き方を見つめ、目標をもって生きていきなさいということなのです。常に平常心を持つことは難しいですが現時点での状況に一喜一憂するのではなく、常に目標を凝視し邁進したいものです。

2006年07月27日

風が吹くと桶屋が儲かる、思いがけないあなたへの影響

風が吹くと砂埃が舞う、
砂埃が舞うと人の目に入る、
人の目に入ると目の悪い人が増える、
目の悪い人が増えると三味線を弾く人が増える、
三味線を弾く人が増えると三味線が売れる、
三味線が売れると材料の猫が必要になる、
猫が必要になると捕まえるので猫が減る、
猫が減ると鼠が増える、
鼠が増えると桶をかじられる、
桶をかじられると桶を買わなければいけない、
だから桶屋が儲かる。

というのがこの話の論法ですが、関連のないような事象が実は大きな出来事に発展する例えの話ですね。

この例えをあなたのキャリアに置き換えてみてください。新しい気づきが発見できるかもしれません。

今の自分に影響を与えているルーツは何かじっくり分析をしてみてください。何かその根源が動いたり変わったりすることで今のあなたは知らず知らずに大きな影響を受けているかもしれません。

例えば奥さんが日頃仲良くしているご近所さんのところに来る下着の販売スタッフの、会社の上司のこれまた奥さんがその根源かもしれません。

一見何の関係性も無いことのようですが、上司の奥さんが日頃からかなりの時事通で、世の中の事象についていち早くサーチし、旦那さんに話しをする。(例えば子育てやダイエットなどが最も感染しそうな内容ですね。)そうすると上司である旦那さんは、そのネタを基に部下に話をする。部下はその内容を基にお客様へ商品を売り込む時、あたかも自分が経験したがごとくその話しをしていきます。話しを聞いた友人の奥さんがおもしろい話としてあなたの奥様に伝える。奥様はその話しを基にあなたに会社ではどうあるべきか、あなたの生活スタイルまで口を挟む。あなたは知らず、知らずその話を基準に自分の生き方を決めてしまう。

これは防ぎようがないコミュニケーションサークルですが、一度あなたへの影響がどこから始まっているのか追求してみてはいかがでしょうか。新たなキャリアの道が見えてくるかもしれません。

2006年07月24日

変革は起こしたもの以外は感じないものかもしれない

変革というものは、それを仕掛けた人以外は何も感じないで過ごしてしまうものではないでしょうか。

世の中の大きな潮流に対しては特に何も感じないまま日々を過ごし、いつの間にかその環境の中にどっぷり浸かってしまっているということが大半だと思います。ITなどはその際たるところで10年前に「アポイントのお願いはまたメールでさせて頂きます」とある方から言われ、随分失礼な人だなって感じた記憶がありますが、現在ではパソコンが無くては、殆どの仕事が出来ない状態になっている私がいます。

このITを仕掛けたのは誰かと議論をしても仕方が無いのですが、ビルゲイツを始め、先読みをしている一部の人はこの変革を随分楽しんだに違いありません。変革は常に仕掛けたものしか分からないものなのです。

だからこそ変化は起こす人にあらゆる優位な状況を与えていくのです。

もしあなたが、今目の前の何かを変えようと躊躇しているなら、楽しむためにもあなた自らが変革を起こしてみてはいかがでしょうか。大変なことはどんどん発生すること然りですが、今まで気がつかなかった多くのことが見え始めると思います。

2006年07月21日

勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし

名将野村克也監督が頻繁に使うもので以前にもご紹介しましたが、「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」という言葉ですが、この「勝ちに不思議あり」というのは、勝ちは時に『運』が働く、あるいは『運』が左右することがあり得ることを意味しています。

また「負けに不思議なし」というのは、やるべきことをきちんとやってないものが勝てないのは当たり前であるということを意味しています。

人生において勝ち負けということは本質としてはないのですが、もしあなたにとって予期せぬことが発生した場合、都合の良いことはあなたの努力以上の何かがそこにはあります。

例えば不思議とも言える思わぬ昇進があったとするとそこには上司のあなたへ「期待する思い」というものが必ずあります。不思議とは期待感の現われということですね。逆に予期せぬ降格があったとします。予期せぬということがすでに努力不足や、自己認識力が欠落しているとも言えますが、もし降格があったとすると、そこには何の不思議もありません。そうなるべく状況がそこには必ずあるはずです。極端に言えば成果を出していて上司とのコミュニケーションエラーがあった場合も必然としてその結果を発生させているはずです。

私達は常にプラスの予期せぬことへは、その偶然に心から感謝し、マイナスの事象には他人の責任にせず自己反省をすることが不可欠なことだと思います。

2006年07月18日

語彙=ボキャブラリーを磨く

今私達の国から言葉が無くなり始めています。

特に感情を表す言葉が激減していると感じます。

日本ほど感情を表す言葉が多い国はなかったはずなのに、最近では感情のレベルに関係なく、どんな状態になっても一言しか使わなくなってきています。怒るという感情を表現する言葉は無数にあります。例えば「腹が立つな」「イライラするよ」「何をしているんだ」「いい加減にしてよ」など挙げていけばきりがありません。しかしながら最近ではそのすべての感情を一言「むかつく」で済ませてしまいます。

単に自分のボキャブラリーがないということで済ませることができれば大きな問題ではないのですが、自分の感情の使い分けができないということは、周りの人の感情が読み取れないということを引き起こしているのです。

これはビジネスの世界でも大きなマイナスを発生させてしまいます。お客様の感情が読み取れなければ当然物は売れませんし、クレームが続発していきます。もしあなたが真のキャリアを考えるなら、語彙=ボキャブラリーを増やすことはとても大切なことで、まずはそこから自己確認をしてみることが大切だとお考えください。

2006年07月15日

ボスマネジメントとファシリティマネージメント

最近になりアメリカではマネジメントスタイルを根本的に見直す傾向が強くなってきています。上司が部下を支配するボスマネジメントというスタイルに限界を感じ、新たなスタイルを模索しているようです。

アメリカは日本と大きく職業スタイルが異なり、職位ですべての給与が決まります。中途採用も職種ではなく職位での募集が主であり、すべてはポジションが基準になっています。そのためにそのポジションは日本型の組織に比べ圧倒的な権限を持ちます。これらの背景から当然のごとくボス型マネジメントが主流となりこれまでの組織基盤を作り上げてきたのです。

しかしながら当然のごとく、人は支配を嫌います。また理解ができない業務に対しては、権限をいかに活用しても部下の生産性が高まらない現実に直面してしまいます。

もしあなたが中間管理職で部下が思うような成果がでないことで、転職を考えているのであれば、是非ともこのボスマネジメントからファシリテーションマネジメントにシフトチェンジしていってください。ファシリテーションとは、あくまで指示をするのではなく、部下の考えを引き出し、正しい応えに誘導するマネジメントのことを言います。そのためにとにかく、指示することをやめ、目標設定をした後には参加者がそうしたいか、そうすべきかを自己認識の上で決定してもらうことに努めてください。必ず新たな活路が見えてくるはずです。

2006年07月12日

自分を大切に出来る人は周りの人も大切にできる

この世の中であなたという人はたった一人しかいません。昔から「自分を大切に出来る人は、必ず周りの人を大切にできる」と言われます。

実はこの言葉を否定的に捉えれている人は結構多いようです。自己犠牲がなくては、人を幸せにできないのではないかという思いがこころのどこかにあるようです。

しかしそれは間違いなのです。人を大切にするためには、自分が元気で生き生きとしていることが絶対条件です。仕事が嫌で毎日辞めたいと思いながらも、家族のことを考えると、家のローンを考えると辞めるわけにはいかない。このようなケースは枚挙に暇がないと思います。

しかし、そんなあなたを見て周りの人が幸せを感じるでしょうか。決して幸せを感じることは出来ないと思います。そうであれば決して周りの人を大切にしているとは言えないのではないでしょうか。

家族がいるから仕事を辞められない、本当にそうでしょうか。あなたが正しく努力をされていれば現代社会では何歳になっても転職は可能です。あなたにちゃんとしたライフプランと信念があれば、絶対に適職は見つかります。

真摯な努力をせず、毎日働くことに対して不満を持っているとすればそれは、家族のためにも、あなた自身のためにも絶対にプラスの結果は生まれません。自分を大切にするとは、自分が精一杯努力できる思いと環境を手に入れることだと思います。そうすれば必ず周りの人も大切にできるはずです。たった一人の自分です。

自分を真の意味で大切にしてください。

2006年07月09日

日記を書くこと

あなたは日記を書いたことがありますか。書き始めてもなかなか続けることができず断念した経験を持たれている方も多いはずです。ここ数年はblogの出現により、日記熱が急騰し500万人もの作家が生まれてきました。商用を目的としたものや、誰かに見てもらうことが前提ではないblogは日記と全く同じポジションになりますので、この傾向はとても良いことだと思います。

なぜなら日記を書くということは、想像以上に大きなメリットを創み出すこととなるからです。

日記を書くということは、自己を見つめ整理する時間を持つこととなり、1日を振り返ることで自分の行動や発言の確認ができることで自己改革のきっかけになってきます。次に書くことそのもので、何か誓いや目標を書くと視覚的に頭にインプットされ、より目標を意識し始めます。このことが目標達成の大きな影響力となってきます。最後に振り返りをすることで、自己の成長確認ができることは言うまでもなく、これまで関係してきた人への感謝の念や出来ていない何かを発見し、改めてよい人間関係を築こうと再認識することができます。

日記を書いたことがない人は、是非これを機会に日々の出来事を通津ってみてはいかがでしょうか。私のお勧めは「10年日記」という、毎年同じ日が10年分横並びになった日記をお勧めします。毎年同じ日に何をしてきたか一目で確認ができます。とても多くの驚きが得られると思います。

2006年07月06日

目覚まし時計を買うことから始めよう

あなたは朝起きるのがとっても苦手だとします。何度もこれまで遅刻をした経験もあり、どうしても苦手意識が払拭できないでいるとします。

でもここで少し振り返ってみてください。遅刻した時にあなたは何かを改善しようと新たな試みを始めましたか。例えば夜更かしをしないように就寝時間を早めるとか、目覚まし時計をもうひとつ買うとか改善を図られましたでしょうか。

大切なのは、自分の習慣や体質を変えたいと願っている時、ひとつだけもいいのでまず何か行動を起こすということだと思います。朝が弱い人は、遅刻1回ごとに目覚まし時計をひとつ買う、そんな非現実的なことはと思われるかもしれませんが、その行動を起こすことこそ習慣を変えていくきっかけとなるのです。

自分は少し内向的でもっと自己主張ができる自分になりたいと思っている人は、まずは服装を少し変えてみることから始めるべきです。髪形を少しだけ変えることで何かが変わってきます。とにかく思っていることは、思うだけではなく簡単な目の前の行動を少しだけ変えていくきっかけをつくることが自己変革の大きなポイントなのです。

2006年07月03日

あなたのことをじっと見守ってくれている人

あなたのことをいつもじっと見守ってくれている人をあなたは知っていますか。

あなたがどんな失敗をしても、あなたがどんなに勝手な振る舞いをしても、あなたのことをいつもじっと見守ってくれている人がいます。伴侶、ご両親、親友、上司などあなたにとってどんな資産よりも大切な存在です。

しかしあなたはその存在に気づいているでしょうか。いやその存在に常に感謝し生きているでしょうか。日頃は口うるさく聞こえる言葉も、厳しく叱ってくれる言葉もその時は、うるさいなーって感じているかもしれませんし、逆に面倒くさいと思っているのではないでしょうか。また何かに熱中したり、何かを追い求めたりしている時は、そんな存在も煩わしく感じたりしていて、感謝には程遠い状態になってはいませんか。

しかし、物事がうまくいかなくなったときには、その存在のありがたさに自分では気づかず、急に愚痴ったり、頼ったりしているのが人間です。でも、その見守ってくれている存在に気づき、感謝をしなければ結果的に何をやってもうまくいかないのも事実です。

今この瞬間、あなたにとってどんな時もどんな状態になっても、いつも変わらずあなたを迎えてくれる存在に心から感謝してください。明日、まず一番にその人に電話をし、その人が元気か聞き、優しく言葉をかけてください。そこから真のあなたの未来が見えてくるのではないかと思います。