戦略的自立性と戦術的自立性
MITのロッテ・ベイリン教授は、自立性には「戦略的自立性」と「戦術的自立性」があると提唱されています。
これは大変興味深い考え方であると思います。
部下に仕事を任せる際に部下がどちらの自立性が強いか、しっかり見定めてから依頼をしなければ成果に繋がらないということなのです。
戦略的自立性が強い人とは、方向性は自分で決めたいが、手段は細かく指示をしてもらいたいという人のことを言います。
戦術的自立性が強い人は全く逆で、方向性は示してもらいたいがやり方には口出しをされたくないという人です。
当然戦略的自立性が強い人に、頭ごなしにこの商品を売れと言ってもなかなか行動は起きないものです。まず何を売れば良いかを考えさえることが必須になります。
逆に戦術的自立性が強い人に何を売ったら良いかなどを聞くとそこで行動がストップします。これをいつまでに幾ら売って欲しいと依頼し、その後は全く干渉しないのが最良の方法と言えます。
このように人間は、自立と言う視点で大きく二つのグループに分かれるものだと言うことを知るだけで大きく部下のマネージメントが変わってくるものと思われます。