正直者はバカを見るのか
昔から人は正直者はバカを見ると口々に言い伝えてきました。
真面目に働いているが生活は一向に楽にならない、そんな時にはふとこの言葉が頭を過ります。
またニュースで報じられる悪徳商法に騙された人のインタビューを見ると、思わず口からこの言葉が出てしまいます。
ある本では「正直者がバカを見るのではなく、正直者はバカだから騙される」と吐き捨てるように書きなぐられていました。しかし、その反面成功者の多くは、ただただ正しく真面目に繰り返してきたから成功したと口にします。または、艱難辛苦はあれど真面目に正しくやってきたから最後に人が助けてくれてなんとかここまできたという話は枚挙に暇がありません。
では正直者はバカをみるのか得をするのかいったいどちらなのでしょうか。あなたはどのようにお考えになりますか。
私は正直者が最後は勝つと信じているタイプの人間です。
要領よく生き、人を騙して勝ち得たものに自分が満足できるか否かはその人の価値観ですが、騙して勝ち得たとしても、次にいつか他の人に騙されるのではないか猜疑心がおこり、常に疑った目で周りを見続けてしまうものではないでしょうか。そこには決して安らかな心は存在しないはずです。
穏やかな心がなければどこまでいっても満たされないのが人ですから結局正直者はバカを見ないのが真実だと思うのです。