ロールモデルを消費する
前項でスマイルズの自助論のお話をしましたが、この書物は実際に自己実現をした人を紹介し自助努力の必要性を説いています。
当時の日本人は書物の中で紹介された人物を近代社会の中のロールモデルとし新たな生き方を見出したのだと思います。
人が成長する上でこのロールモデルの存在は不可欠と言います。
プロ野球の花形選手に見入られ自分もプロ選手を目指そうと努力をする少年などは言うまでもなく、ビジネス界においてもモデルとなる有能な上司と出会えるか否かはその成長のスピードにおいて大きな差を生みだしていきます。
またその成長を促進させるためには、ロールモデルにただ憧れるだけでは多くのものは得られません。
そのモデルの一挙手一動を真似ていく、思考のプロセスは当然ながら話し方や一日のスケジュールの組み方、さらには持ち物まで真似ていく、つまりロールモデルを消費していくことが大切です。
周りからは上司のコピーだねと中傷されることもあるでしょう。しかし、消費するとは一生その人真似をするということではありません。
必ず消費した段階で自分のオリジナルが生まれてきます。
それこそが真の自己スキルとなるのです。