自分の努力を裏切った試合
野村忠宏。
奈良県北葛城郡広陵町生まれの男性柔道家。
柔道五段。得意技は背負投。
身長164cm、体重62kg。
男子柔道60kg以下級の選手として、
アトランタオリンピックで優勝。
シドニーオリンピックにて柔道軽量級で初の2連覇。
アテネオリンピックにおいて柔道史上初、
全競技通してはアジア初、となる3連覇を達成。
このような功績を残しているが、
アゼルバイジャンで行われた復帰戦のワールドカップ(W杯)
バクー大会の1回戦で17歳のブガル・シリンリ(アゼルバイジャン)
に敗れてからは苦悩の日が続いている。
再起、再起と至るメディアで報じられていますが、
本人にとって負けてからの時間は
とても長いものであると思います。
あるテレビ番組でのインタビューで野村は
ワールドカップの試合を振り返り
「自分の努力を裏切る試合をした。」と答えていました。
そう、アスリートは最後はすべて自分との戦いとなる。
日頃はそれこそ血のにじむ思いで自分を鍛え、明日を目指している。
これ以上無いと言う程自分を鍛え、
努力をしてきたものにとって試合で負けることは
「自分の努力を裏切る」という他の何でもないのでしょう。
私たちもこれ以上のない努力をし、結果が伴わなかった時、
自分の努力を裏切ったと感じられる瞬間をたった一度でいいから
持てるような生き方をすべきではないかと感じました。